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体験談・乳首責め

アプリでリアルする事になった30代のガチムチ体型で乳首モロ感の家に夜10時に到着。

シャワーを借りて部屋に行くとすでに全裸待機だった。

相手の正面に座り、やさしく乳首をいじっていく。

「気持ちいいです」

始まったばかりなのに感度もテンションも高め。これはなかなかに興奮しそう。

そして、乳輪・胸・脇腹へと範囲を広げつつフェザータッチを行う。

しばらく乳首以外をいじり、乳首に戻ってくると喘ぎ声が聞こえた。

 

「乳首いじるとチンコがピクピクして、先走りあふれてきますね。

 ほら、こんなに糸引いてますよ?」

「だって、気持ちいいからです」

相手の後ろにまわり、首筋に唇を這わせながら乳首をいじっていく。

そして片方を乳首を10秒つねり、その後優しくいじっていくと喘ぎ声が一段階大きくなった。

「つねられて痛みがある所に優しい刺激。気持ちいいよね」

「たまらないです」

同じようにもう片方の乳首も刺激を変えていく。

さらに刺激を変えるために相手の口に指を突っ込みしゃぶらせる。その指で乳首をいじる。

「今度は乾いた状態と唾でぬるぬるになった状態でいじってるよ。どっちが気持ちいい?」

「どっちも気持ちいいです」

感度もテンションもまだ上がっていく。持ってきた目隠しを相手に着けてさらに乳首責めを続ける。

「ほら、今どんな状態か言ってみて」

「全裸で目隠しされて、後ろから乳首いじられてます。唾でぬるぬるなのともう片方は

 ああっつねられてます。どちらも気持ちいいです」

「変態だね」

「そ、そんな事ないです。変態なんかじゃないです」

変態じゃないって言っちゃうんだと思った自分は相手の正面に戻り目隠しを外して

人差し指を相手の乳首5cm程離した位置に持っていった。

「しばらく人差し指をこの位置から動かさないから、自分でいじられにきなよ。変態」

「そんな変態じゃ・・・」

乳首をいじられたい気持ちと変態と認めたくない気持ちから指と乳首の距離が

3cmの辺りで近づいたり離れたりを繰り返している。相手の葛藤が距離に表れていて興奮してしまう。

「あー、腕疲れてきたなー。もうこの指おろしちゃおうかなー」

「ええ、そんな・・・」

その言葉を聞いた焦りから、いじられたい気持ちがあふれていき距離が2cm、1cmと縮まっていく。

そしてついに人差し指が乳首にあたる。

「ああ、気持ちいいです」

「ほら自分から乳首いじられにきた変態じゃん」

「変態じゃない・・・のに・・・」

「まだ指動かさないから自分の体動かして乳首いじられなよ」

もうこの時点で葛藤はなく、言われた通り自らの体を動かし乳首をいじられて快感に浸っていく。

「すごく、気持ちいいです」

「もう認めちゃいなよ」

「・・・俺は変態・・・です」

「違うでしょ。自分から乳首いじられにいく乳首モロ感の変態でしょ?」

「はい。乳首いじられたくて自分からいじられにいく乳首モロ感の変態です。ああー気持ちいいぃ」

「そうだよね」

自らを変態と認めてしまった相手の興奮はおさまる事を知らず始発の電車の時間までネチネチとした

乳首責めが続いた。

創作読み物『部活』×『凌辱』

​涼太は大学寮の狭い部屋で、汗ばんだTシャツを脱ぎ捨てた。
窓の外からは春の風がそっと入り込み、湿った空気を運んでくる。

今日から大学生だ。高校時代、水泳部で鍛え上げた体は引き締まり、
肩幅も広く、肌にはプールの塩素が染みついたような独特の匂いが残っている。
鏡に映る自分の姿を見ながら、彼は小さく息をついた。
童貞であることは誰にも言えない秘密だったが、新しい生活が始まる今、
その事実は妙に重くのしかかっていた。

荷物をほどきながら、ふと目に入ったのは高校の水泳部の集合写真。
仲間たちと笑い合い、汗と水しぶきにまみれた日々。あの頃はシンプルだった。
泳ぐことだけが全てで、余計なことを考える暇もなかった。大学でも水泳部に入ろうと決めていた。
泳ぐことでしか、自分を保てない気がしていたからだ。

翌日、涼太は大学の体育館に隣接するプールへと足を運んだ。初めての部活見学。
コンクリートの壁に反響する水音と、消毒液の鋭い匂いが彼を迎え入れた。
プールサイドにはすでに数人の部員が集まり、ストレッチをしたり、軽く泳いだりしている。
その中で一際目立つ男がいた。長身で、筋肉がしなやかに浮き出た体躯。
髪は濡れて額に張り付き、鋭い目つきで部員たちを見渡している。
涼太の視線に気づいたのか、その男がこちらへ近づいてきた。

「お前、新入生か?」

声は低く、響きに力があった。涼太は一瞬たじろぎながらも頷いた。

「俺は翔。水泳部の部長だ。泳げるなら見せてみろ。言葉より体で示せ」

翔の言葉には有無を言わさぬ威圧感があった。
涼太は黙って荷物を置き、競泳用の水着に着替えた。
高校時代、何度も繰り返したルーティンだ。ゴーグルを装着し、プールサイドに立つ。
翔の視線が背中に突き刺さるのを感じながら、彼は静かに水面に飛び込んだ。

水の中は別世界だった。音が消え、重力が薄れ、体の全てが自由になる。
平泳ぎで滑らかに進み、ターンで反転し、クロールで加速する。
肺が熱くなり、心臓が鼓動を刻む。泳ぐたびに、緊張が解け、自分を取り戻していく感覚があった。
やがて息を整えながらプールサイドに上がると、翔が腕を組んで立っていた。

「悪くないな。フォームも安定してる。高校でやってたんだろ?」

「はい、水泳部でした」

「なら話は早い。明日から来い。うちは緩い部活じゃないから、そのつもりでな」

翔の口調はぶっきらぼうだったが、どこか信頼を寄せるような響きがあった。
涼太は小さく「はい」と返し、タオルで顔を拭った。
その時、翔の背後に別の部員が近づいてくるのが見えた。
ショートカットの女の子で、笑顔が眩しい。
彼女が翔に何か耳打ちすると、彼は一瞬だけ表情を緩ませて頷いた。
涼太はそれが気になったが、深入りはせず、ただ黙って見つめていた。

寮に戻った夜、涼太はベッドに横になりながら今日のことを振り返った。
翔の存在感、プールの水の感触、そしてあの女の子との短いやり取り。
水泳部の空気は高校とは違う。もっと濃密で、深い何かがあるような気がした。
目を閉じると、翔の鋭い目つきが脳裏に浮かんだ。
なぜか胸がざわついたが、彼はそれを疲れのせいだと決めつけ、眠りに落ちた。

涼太は入部を決めた翌日から、水泳部の練習に身を投じた。
朝早くからプールに通い、水をかき分け、筋肉に負荷をかける日々
。高校時代とは比べ物にならないほど厳しいメニューだった。
翔の指示は的確で容赦なく、部員たちは汗と水にまみれながら黙々と泳ぎ続けた。

涼太の体は日に日に疲弊したが、同時に水の中での自分が研ぎ澄まされていく感覚があった。
泳ぐたびに、翔の視線が彼を追い、評価していることを感じていた。
数週間が過ぎたある日、新入部員の歓迎会が開かれた。大学近くの居酒屋の一室を借り切り、
テーブルにはビールやソフトドリンク、つまみが並んでいる。
涼太は慣れない雰囲気に緊張しながら、隅の席に座った。
隣に座ったのは、ショートカットの女性部員、美咲だった。
3年生で、翔と何か親しげに話していたあの女の子だ。
彼女は涼太に微笑みかけ、柔らかな声で話しかけてきた。

「涼太君、だっけ? 練習、慣れてきた?」

「あ、はい…なんとか」

涼太はぎこちなく返事をした。童貞であることが頭をよぎり、
彼女の優しげな眼差しに耐えきれず、視線をグラスに落とした。
美咲はそんな彼の様子に気づいたのか、少し首をかしげて笑った。

「緊張しなくていいよ。私も1年の時はそうだったし。翔が厳しいから最初は大変だけど、
慣れると楽しい部活だから」

「そう…ですか」

美咲の声は温かく、好感が持てるものだった。彼女の言葉には押しつけがましさがなく、
自然と心がほぐれるような響きがあった。それでも涼太はうまく言葉をつなげられなかった。
頭の中では「何か気の利いたことを言わなきゃ」と焦るが、口から出てくるのは短い相槌ばかり。
美咲はそれでも嫌な顔ひとつせず、話題を練習のことや寮生活に移してくれた。

「寮ってどう? 私、実家暮らしだからちょっと憧れるんだよね。一人暮らしって自由そうでさ」

「まあ…静かでいいですけど、ちょっと寂しいかなって」

「そっか。でも、部活で仲間ができれば寂しくなくなるよ。
ねえ、涼太君って泳ぐの本当に上手いよね。翔も褒めてたよ」

「そんなことないです。まだまだです」

会話は途切れがちになりながらも、美咲の優しさに助けられ、少しずつ緊張が解けていった。
彼女の笑顔は明るく、時折髪をかき上げる仕草には無意識の色気が漂っていた。
涼太はそれを意識しないよう努めたが、心臓の鼓動が少し速くなるのを止められなかった。
歓迎会が終盤に差し掛かると、翔が立ち上がり、グラスを手に持った。
部屋が静まり、部員たちの視線が彼に集まる。

「新入生が入って、今年もいいチームになりそうだ。俺たちは緩いだけの部活じゃない。
泳ぐことで自分を超えていく。それが水泳部の誇りだ。覚悟しておけよ」

翔の声は低く、力強く、居酒屋の薄暗い空間に響き渡った。
その言葉には重みがあり、涼太は思わず背筋を伸ばした。拍手が起こり、歓迎会は締めくくられた。

寮への帰り道、涼太は夜風に吹かれながら歩いた。
街灯の光がアスファルトに反射し、遠くで車の音が響く。
寮の部屋に戻りベッドに倒れ込むと、深い眠りに落ちていった。

練習の日々が続き、涼太の体は水泳部のリズムに馴染み始めていた。
朝の冷たいプールに飛び込み、筋肉が軋むほどの泳ぎを繰り返す。
汗と水が混じり合い、肌にまとわりつく感覚が日常になっていた。
部員たちとの距離も少しずつ縮まり、笑い声がプールサイドに響く日も増えた。
だが、その平穏なリズムが、ある瞬間に揺らいだ。

その日は天気が良く、陽光がプールの水面に反射してキラキラと揺れていた。
涼太はストレッチを終え、軽く息を整えながら周囲を見回した。
すると、視界の端に美咲の姿が飛び込んできた。彼女は黒い競泳水着を着て、
プールサイドで髪をまとめていた。普段の柔らかな笑顔とは違い、
水着に包まれた体はしなやかで、曲線が際立っていた。
肩から腰にかけてのラインが陽光に照らされ、水滴が肌を滑り落ちる。
歓迎会で見た優しげな美咲とは別人のような、艶めいた雰囲気がそこにあった。

涼太は一瞬、目を逸らそうとした。だが、視線が勝手に彼女に引き寄せられる。
心臓がドクンと跳ね、喉が乾いた。童貞である自分にとって、こんな場面はあまりにも刺激的だった。
水着越しに浮かぶ胸の膨らみ、引き締まった太もも。頭では「見るな」と叫ぶのに、体は正直だった。
水着の中で下腹部が熱くなり、硬く張り詰めていく感覚が抑えきれなかった。
慌ててタオルで前を隠そうとしたが、時すでに遅し。視線を感じ、顔を上げると、そこに翔が立っていた。

翔の目は鋭く、涼太を射抜くように見つめていた。
その表情には怒りが滲み、唇が固く結ばれている。
美咲に気を取られていた涼太は、翔がいつからそこにいたのかさえ気づかなかった。
心臓が冷たくなり、背筋に汗が伝う。翔は一言も発せず、長い腕を伸ばして涼太の肩を掴んだ。
力強い指が食い込み、逃げられないほどの圧迫感があった。

「お前、こっち来い」

低い声が耳元で響き、涼太は抗う間もなく引きずられるようにシャワーブースへと連れていかれた。
プールサイドの喧騒が遠ざかり、コンクリートの壁に囲まれた狭い空間に二人だけが残った。
水滴が床に落ちる音がやけに大きく響く。涼太の心臓は早鐘のように鳴り、頭の中は真っ白だった。
翔はドアを閉め、無言で涼太を壁際に押しやった。その距離は近く、翔の息遣いさえ感じられるほどだった。

「……美咲はな、俺の彼女なんだよ」

翔の声は低く、抑えた怒りを孕んでいた。言葉の一つ一つが重く、涼太の胸に突き刺さる。
美咲と翔がそんな関係だったなんて、涼太は知らなかった。
歓迎会の親しげなやり取りや、練習中のさりげない視線の交錯が頭をよぎる。
驚きと羞恥で言葉を探したが、喉が詰まって何も出てこない。「違います」「見てただけです」と
弁解しようとしたが、唇が震えるだけで声にならなかった。

翔の視線が下がり、涼太の水着に目を留めた。
そこでは隠しきれず、勃起した形がくっきりと浮かんでいた。
涼太は顔を真っ赤にして目を逸らしたが、翔の手が突然動いた。
大きな掌が水着の上から涼太の膨らみを鷲掴みにし、痛みと熱が同時に走った。
息が止まり、体が硬直する。

「俺の彼女をやらしい目で見て勃起させやがって。ならもうそんな目で見られないようにしてやる」

翔の声は冷たく、威圧感に満ちていた。
だが、その言葉とは裏腹に、彼の手にはどこか感情的な熱がこもっているように感じられた。
涼太が何か言う前に、翔は自分の水着の紐を解き、逞しい下半身を露わにした。
そして、躊躇いなくそれを涼太の顔に押し当てた。
硬く熱い感触が頬に当たり、消毒液と汗の匂いが鼻を突く。
涼太の頭は混乱で埋め尽くされ、思考が停止した。

その瞬間、シャワーブースの空気は濃密で、湿った熱気に満ちていた。
翔の息遣いが荒く、涼太の耳に届く。涼太は目を閉じ、状況を理解しようと必死だったが、
心臓の鼓動が止まらない。羞恥と恐怖、そして何か得体の知れない感覚が混じり合い、彼を飲み込んでいく。翔の存在感があまりにも大きく、逃げ場がない。
だが、同時にその圧倒的な力に抗えない自分がいることに、涼太は気づき始めていた。

翔の声がシャワーブースの狭い空間に低く響いた。

「美咲にはこんな事させられないからな。代わりにお前を使ってやるよ」

その言葉は冷たく、まるで刃物のように涼太の耳に突き刺さった。
理解する間もなく、翔の大きな手が涼太の顎を掴み、強引に顔を固定した。
そして、硬く膨張した翔のモノが涼太の唇に押し当てられ、抵抗する間もなく口の中に滑り込んできた。
熱く、脈打つ感触が口内を埋め尽くし、涼太の喉が締まる。
反射的に逃げようと体を捩ったが、翔の力がそれを許さない。
腰を振る動きが始まり、規則的なリズムで涼太の口を犯していく。
消毒液と汗の匂いが混じった空気が鼻腔を満たし、湿った水音が耳にこびりつく。
涼太の頭は真っ白になり、思考がぐちゃぐちゃに乱れた。

性的対象は女性だった。高校時代、プールサイドで水着姿の女子部員を遠くから眺めては
胸を高鳴らせたあの頃。美咲のしなやかな体に目を奪われ、勃起してしまったほんの数分前の自分。
それが今、こんな状況に繋がっているなんて想像もできなかった。
翔の行為は涼太にとって未知の領域であり、理解を超えた暴力的な現実だった。
口の中を蹂躙される感覚に、吐き気と混乱が押し寄せる。だが、体は硬直し、ただ耐えるしかなかった。
水着の中で熱く張り詰めていた涼太のモノは、恐怖と羞恥に急速に萎えていった。
心と体の乖離が彼をさらに混乱させる。

翔の荒々しい息遣いと、腰の動きに合わせた低いうめき声が耳に届くたび、
涼太の胸は締め付けられるように苦しかった。目を閉じれば逃げられるかと思ったが、
閉じた瞼の裏には翔の鋭い目つきが浮かび、逃げ場はどこにもなかった。
翔の手が涼太の髪を掴み、動きをさらに激しくした。
口の中が圧迫され、涙がにじむ。
涼太は必死に呼吸を整えようとしたが、喉が詰まり、酸素が足りない感覚に襲われる。
心の中では「やめてくれ」と叫んでいたが、声にならず、ただ押し寄せる現実を受け入れるしかなかった。
翔の存在感があまりにも大きく、支配的で、涼太の小さな抵抗すら飲み込んでしまうようだった。

やがて、翔の動きが一瞬止まり、低い呻き声とともに熱いものが涼太の喉に流れ込んだ。
解放された瞬間、涼太は膝から崩れ落ち、床に手をついて激しく咳き込んだ。
口の中の異物感と、鼻を突く匂いに耐えきれず、胃が締め付けられる。
翔は黙って水着を整え、冷ややかな目で涼太を見下ろした。

「お前、忘れんな。美咲は俺の女だ。二度とそんな目で見るな」

その言葉だけを残し、翔はシャワーブースを出て行った。
ドアが閉まる音が響き、涼太は一人取り残された。
床に滴る水滴が彼の震える指先に落ち、冷たさが現実を突きつける。
頭の中は混乱の渦で、何が起こったのか、どうしてこうなったのか、答えが見つからない。
美咲への淡い憧れと、翔への恐怖が交錯し、胸が締め付けられるほど苦しかった。

立ち上がる気力もなく、涼太はしばらくその場に座り込んでいた。
シャワーの水音が遠くから聞こえ、プールサイドの喧騒が現実に戻ってくる。
だが、彼の中では何かが決定的に変わったような気がしていた。
まだそれが何なのか、言葉にできない。ただ、深い闇のような感覚が心の底に沈殿し、
静かに広がっていくのを感じていた。

涼太はよろめく足取りで寮の自室へと戻った。
シャワーブースでの出来事が頭から離れず、体にまとわりつく水気さえ現実感を欠いているようだった。
部屋のドアを閉め、鍵をかけた瞬間、力が抜けてベッドに倒れ込んだ。
汗と消毒液の匂いが染みついたTシャツを脱ぎ捨て、乱れた息を整えながら天井を見つめる。
白い壁に浮かぶ小さな染みが、ぼやけた視界の中で揺れていた。

「あれは何だったのか」

頭の中でその言葉が繰り返される。
翔の荒々しい行為、口に押し込まれた熱と圧迫感、喉に残る異物感。
美咲への淡い憧れが一瞬にして踏みにじられ、恐怖と混乱に塗り潰されたあの時間。
理解しようとすればするほど、思考は絡まり、答えに辿り着かない。
童貞である自分が、そんな形で初めて「何か」に触れたことへの嫌悪感。
だが、それ以上に、翔の支配的な存在感が心に刻み込まれ、消えない。
目を閉じても、彼の鋭い目つきと低い声が脳裏に蘇る。

「明日、部活に行くのが怖い」

その思いが胸を締め付けた。水泳は涼太にとって自分を保つための唯一の手段だった。
泳ぐことでしか感じられない自由と、体の芯から研ぎ澄まされる感覚。
それが今、翔という存在によって汚されてしまったような気がする。
プールサイドに立つ彼の姿を想像するだけで、胃が縮こまり、手が震えた。
もうあの場所に戻れないかもしれない。そんな恐怖が頭を支配する中、疲れ果てた体が眠りに引きずり込まれ、涼太は深い闇の中へと落ちていった。

翌朝、目覚めた瞬間、重い現実がのしかかってきた。
カーテンの隙間から差し込む朝日が眩しく、目を細めながら体を起こす。
時計を見ると、部活の開始時間まであとわずか。
行きたくない。心がそう叫ぶのに、なぜか足は動き、荷物を手にしていた。
水泳部を辞めるなんて考えられない。泳ぐことだけが自分を繋ぎ止めているのだから。
葛藤の末、涼太は覚悟を決めて寮を出た。

プールに着くと、そこにはいつも通りの光景が広がっていた。
水面に反射する光、部員たちの笑い声、消毒液の鋭い匂い。
そして、プールサイドに立つ翔の姿。長身で筋肉が浮き出た体躯、濡れた髪が額に張り付き
、鋭い目つきで部員たちを見渡している。
昨日、あのシャワーブースで涼太を支配した男とは思えないほど、普段通りの部長としての翔だった。
涼太は目を逸らし、心臓の鼓動を抑えながら更衣室へと急いだ。

部活は驚くほど何事もなく進んだ。
翔の指示はいつも通り的確で、容赦なく、涼太も黙々と泳ぎ続けた。
水の中では恐怖が薄れ、体の動きに集中できた。平泳ぎで水をかき分け、
ターンで反転し、クロールで加速する。
肺が熱くなり、心臓が刻むリズムが彼を現実から引き剥がしてくれる。
だが、翔の視線が時折背中に突き刺さるのを感じるたび、胸がざわついた。
あの出来事が幻だったかのように振る舞う翔に、涼太は苛立ちと混乱を覚えた。

練習が終わり、部員たちがプールサイドで談笑する中、涼太は黙ってタオルを手に取った。
シャワーブースへ向かおうと足を踏み出した瞬間、背後から低い声が響いた。

「おい、涼太」

翔の声だった。一瞬、体が硬直し、足が止まる。振り返ると、翔が腕を組んで立っていた。
表情は読めないが、目には何か深いものが宿っているように見えた。
部員たちの声が遠ざかり、二人の間に静かな緊張が漂う。
涼太は喉が乾くのを感じながら、ただ立ち尽くしていた。昨日を思い出し、心臓が早鐘を打つ。
あのシャワーブースでの出来事が再び繰り返されるのか、それとも別の何かが待っているのか。
翔の次の言葉が、涼太の心をさらに深い闇へと引きずり込む予感がした。

「おい、涼太。他の部員が帰るまで、水着でシャワーブースで待ってろ。いいな」

翔の声は低く、命令するような響きがあった。
鋭い目が涼太を射抜き、逃げ道を塞ぐような圧迫感が全身を包む。
涼太は一瞬、言葉を返すか迷ったが、喉が詰まって声が出なかった。
美咲の水着姿に目を奪われ、勃起してしまったあの瞬間が頭をよぎる。
やましさと羞恥が胸を締め付け、翔への恐怖がそれに拍車をかけた。

あのシャワーブースでの出来事が再び繰り返されるかもしれない。
想像するだけで体が震えたが、逆らう勇気はなかった。
涼太は小さく頷き、黙ってその場に立ち尽くした。翔はそれ以上何も言わず、部員たちの方へ戻っていった。

プールサイドの喧騒が徐々に遠ざかり、涼太は重い足取りでシャワーブースへと向かった。
水着のままコンクリートの床に立ち、冷たい壁にもたれかかる。
湿った空気が肌にまとわりつき、消毒液の匂いが鼻を刺す。
心臓の鼓動が耳に響き、時間がやけにゆっくりと流れていく感覚があった。
なぜこんな目に遭うのか。美咲への一瞬の欲望が、こんな形で自分を追い詰めるなんて思いもしなかった。

更衣室から聞こえる部員たちの笑い声が次第に減り、足音が遠ざかっていく。
着替えを済ませた男性部員たちが次々と帰路につき、体育館全体が静寂に包まれていった。
涼太はシャワーブースの隅で膝を抱え、水着から滴る水滴が床に落ちる音を聞いていた。
恐怖と不安が渦巻き、頭の中では「逃げたい」という思いが何度も繰り返される。
だが、翔のあの目つきと声が脳裏に焼き付いて離れず、体を動かす力を奪っていた。

どれほどの時間が経ったのか。静まり返ったシャワーブースに、重い足音が近づいてきた。
涼太は反射的に顔を上げ、息を呑んだ。ドアが開き、翔が姿を現した。
長身のシルエットが薄暗い空間に映え、濡れた髪が額に張り付いている。
その背後には、もう一人、見慣れた男性部員が立っていた。
3年生の拓也だ。筋肉質で寡黙な男で、普段はあまり目立たないが、泳ぎのフォームは部内でも評価が高い。なぜ彼がここにいるのか。涼太の頭に疑問が浮かんだが、すぐにそれどころではない状況に引き戻された。

翔が一歩踏み出し、涼太を見下ろした。
鋭い目つきには怒りと何か得体の知れない感情が混じっているように見えた。
拓也は無表情でその後ろに立ち、ただ黙って状況を見守っている。
シャワーブースの空気が一気に重くなり、湿った熱気が涼太の息を詰まらせた。

「お前、昨日俺が言ったこと、ちゃんと覚えてるよな?」

翔の声は低く、抑えた響きがコンクリートの壁に反響する。
涼太は唇を震わせながら頷いた。美咲をそんな目で見るな。あの言葉が耳に残り、胸を締め付ける。
だが、翔の次の行動が何なのか予測できず、恐怖が全身を支配していた。
拓也の存在がさらに不穏な影を落とし、涼太の心は混乱の極みに達した。

翔がゆっくりと近づき、涼太の顎を掴んで顔を上げさせた。
冷たい指先が肌に食い込み、逃げられない距離で目が合う。
その視線は深く、底の見えない闇のようだった。涼太の喉が乾き、心臓が早鐘を打つ。
シャワーブースの静寂の中で、翔の息遣いだけがやけに大きく響いた。

「お前にはまだ分かってねえみたいだな。美咲は俺の女だ。それを体に刻み込ませてやる」

その言葉に続き、翔の手が涼太の肩を強く押さえつけた。
拓也が一歩前に出て、黙ったままシャワーブースのドアに背を預ける。
逃げ場のない空間で、涼太はただ震えながら次の展開を待つしかなかった。
濃密で深い空気が彼を飲み込み、心の奥底に沈む闇がさらに広がっていくのを感じていた。

翔の目が涼太を冷たく見据えたまま、低い声がシャワーブースに響き渡った。

「まずは全裸になってオナニーをしろ。そして精子を惨めにぶちまけろ」

その言葉は鋭く、命令というより宣告に近かった。
涼太の頭が一瞬真っ白になり、耳鳴りがする。理解したくなかった
。目の前の現実があまりにも異様で、受け入れることができない。
体が震え、心臓が締め付けられるように鼓動を刻む。

「やめてください…そんなの…」

と抵抗しようとしたが、言葉は喉で詰まり、途切れ途切れにしか出てこなかった。
恐怖と羞恥が混じり合い、頭の中は混乱の渦。
童貞である自分にとって、こんな屈辱的な行為を強要されるなんて想像もできなかった。
美咲への一瞬の欲望が、こんな形で返ってくるなんて。
涼太は目を逸らし、唇を震わせながら立ち尽くした。

だが、もたもたしている涼太に翔の苛立ちが募った。
突然、翔がシャワーのノズルを手に取り、冷たい水を涼太の顔面に勢いよく浴びせた。
水流が鼻と口を塞ぎ、息ができない。
涼太は反射的に顔を背け、手で水を防ごうとしたが、容赦ない水圧が彼を壁に押し付ける。
冷たい水が肌を刺し、目を開けることもできないほどの衝撃だった。
髪がぐしょ濡れになり、水滴が顎から滴り落ちる。

「俺の女に欲情した罰として、お前には今後、見世物とオナペットとして使ってやるって言ってるんだよ」

翔の声が水音を切り裂いて響いた。冷酷で、どこか楽しんでいるような響きがあった。
シャワーを止めた後も、涼太の耳にその言葉が反響し続ける。
見世物。オナペット。意味を理解した瞬間、胃が締め付けられ、吐き気が込み上げた。
涼太は咳き込みながら床に膝をつき、濡れた体を震わせた。
羞恥と恐怖が全身を支配し、逃げ場のない現実が彼を飲み込む。

その様子を、拓也がニヤニヤしながら見つめていた。
無表情だった先ほどとは打って変わり、口元に歪んだ笑みが浮かんでいる。
普段は寡黙で目立たない男が、こんな場面で異様な興奮を見せることに、涼太はさらに混乱した。
拓也の視線はねっとりと涼太に絡みつき、まるで獲物を品定めするような不気味さがあった。
翔の支配と拓也の視線が交錯し、シャワーブースの空気はますます濃密で重苦しいものに変わっていく。

「お前、何してるんだ? さっさと水着脱げよ」

翔が一歩近づき、涼太の肩を掴んで強引に立たせた。
冷たい指が肌に食い込み、痛みと圧迫感が走る。
涼太は抵抗する力を失い、ただ震えながら水着の紐に手をかけた。
手が震え、うまく解けない。頭の中では「嫌だ」「逃げたい」と叫んでいるのに、体は言うことを聞かず、
まるで他人事のように動いてしまう。
翔の視線が背中に突き刺さり、拓也のニヤつく顔が視界の端にちらつく。
屈辱が胸を締め付け、涙がにじんだが、それを堪えることさえできなかった。

全裸になった瞬間、冷たい空気が肌を刺し、体の震えが止まらない。
翔が腕を組んで見下ろし、拓也が一歩近づいてきた。
シャワーブースのコンクリートの壁に囲まれた狭い空間で、涼太は完全に孤立していた。
泳ぐことでしか自分を保てなかったあの純粋な時間が、こんな形で汚されていく。
心の奥底に沈む闇がさらに広がり、彼を深い絶望へと引きずり込んでいた。

涼太が全裸で震えていると、拓也がニヤけた顔を近づけてきた。
普段の寡黙さはどこへやら、その目は異様な光を帯び、涼太を品定めするように舐め回している。

「男の前でオナニーするのは初めてで緊張するだ? 手伝ってやるよ」

拓也の声は低く、どこか粘つくような響きがあった。
言葉が終わるや否や、彼の指が涼太の胸に伸び、乳首を摘まんで弄び始めた。
冷たい指先が敏感な部分に触れ、涼太の体がビクンと跳ねる。
予想もしなかった刺激に頭が混乱し、喉から小さな声が漏れた。
拓也の指は容赦なく動き、軽くつまんだり擦ったりを繰り返す。
嫌悪感と同時に、体の奥から湧き上がる得体の知れない感覚に涼太は戸惑った。
心では拒絶しているのに、体が勝手に反応してしまう。羞恥が全身を焼き、顔が熱くなる。

それを見て、翔が低い声で嘲るように言った。

「ほら、チンコしごけ。情けない姿見ててやるよ」

腕を組んだまま、涼太を見下ろすその目は冷たく、どこか楽しんでいるようだった。
翔の言葉は刃のように鋭く、涼太の心を切り裂く。逃げ道はない。
シャワーブースの狭い空間で、翔と拓也の視線に囲まれ、抵抗する力さえ奪われていた。
美咲への一瞬の欲望がこんな屈辱に繋がるなんて、想像もできなかった。

涼太は震える手で自分の下半身に触れた。
冷たい空気の中で萎えていたモノを握り、言われるがままに動かし始める。
ぎこちない動きに、羞恥と恐怖がさらに募る。拓也の指が乳首を弄ぶたび、体が勝手に震え、息が乱れた。
頭の中では「やめたい」「こんなの自分じゃない」と叫んでいるのに、手は止まらない。
翔の視線が背中に突き刺さり、拓也のニヤつく顔が目の前で揺れる。
逃げられない現実が彼を追い詰め、涙がにじむのを堪えることさえできなかった。

息が荒くなり、心臓が早鐘を打つ。体の反応と心の拒絶が交錯し、涼太は混乱の極みにあった。
泳ぐことでしか感じられなかった自由と純粋さが、今、こんな形で踏みにじられている。
拓也の手がさらに動きを激しくし、乳首を摘まむ力が強くなった。
涼太の口から漏れる声が抑えきれず、シャワーブースのコンクリートの壁に反響する。
翔は無言でそれを見つめ、冷ややかな目で涼太の情けない姿を焼き付けていた。

「お前、ほんと惨めだな」

翔の声が低く響き、涼太の胸に突き刺さった。
拓也がクスクスと笑い、指を離さずに涼太の反応を楽しんでいる。
体の熱が抑えきれなくなり、涼太の手の動きが無意識に速くなる。
息が詰まり、頭がぼやける。屈辱と恐怖の中で、彼はただ従うしかなかった。
シャワーブースの湿った空気が濃密に絡みつき、心の奥底に沈む闇がさらに広がっていく。
もう元の自分には戻れない。そんな予感が、涼太を深い絶望へと引きずり込んでいた。

混乱と恐怖が涼太の頭を埋め尽くす中、心とは裏腹に体は正直だった。
震える手でしごき続け、拓也の指が乳首を弄ぶ刺激に耐えながら、下半身は完全に硬く張り詰めていた。
限界が近づいている。頭では拒絶しているのに、体の反応は抑えきれず、熱が下腹部に集中していく。
息が荒くなり、喉が締まる感覚に襲われながら、涼太は掠れた声で呟いた。

「もう、いきそうです…」

その言葉に、翔が冷たく短く返した。

「行け」

命令のようなその声が、涼太の最後の抵抗を砕いた。
恐怖と興奮が混じり合った得体の知れない感情が全身を支配し、彼の表情は歪んだ。
次の瞬間、限界を超えた熱が解放され、射精が訪れた。
白濁がシャワーブースの床に飛び散り、水滴と混じって惨めに広がる。
涼太の体が震え、膝が崩れそうになる中、翔と拓也の嘲笑が耳に突き刺さった。

「ぷっ、情けねえな」

「ほんと惨めな奴だ」

二人の声が重なり合い、涼太の心をさらにえぐる。
翔は腕を組んだまま冷ややかに見下ろし、拓也はニヤニヤと歪んだ笑みを浮かべていた。
射精後の脱力感と屈辱が涼太を襲い、頭がぼやける。
人前でこんな行為を強制され、みじめに果てる姿を見られた現実が胸を締め付けた。
だが、その感情を消化する間も与えられなかった。翔が一歩近づき、低い声で言った。

「拓也君に手伝ってもらったんだろ? お礼がまだだよな?」

その言葉に涼太が顔を上げる前に、拓也が動いた。
ニヤつく顔が近づき、すでに硬く膨張した自らのモノを涼太の口に押し込んできた。
抵抗する間もなく、熱く脈打つ感触が口内を埋め尽くし、拓也の腰が動き始める。
昨日、翔にされたのと同じ行為が繰り返される。
消毒液と汗の匂いが混じった空気が鼻を突き、喉が締まる感覚に涼太は再び混乱した。

頭の中で「まただ」と脳裏をよぎる。
あのシャワーブースでの屈辱が再現され、しかも今度は拓也によって。
考えるべきことが多すぎて、頭がまとまらない。恐怖と羞恥、体の疲弊が混ざり合い、
涼太に思考する余裕を奪う。ただ受け入れるしかなかった。
拓也の腰の動きが激しくなり、口の中を犯すリズムが加速する。
涼太の喉から漏れる声が抑えきれず、シャワーブースの壁に反響した。

翔は黙ってそれを見下ろし、冷たい目で涼太の姿を焼き付けている。
拓也の荒々しい息遣いと、低い呻き声が響き渡る中、涼太の心は深い闇に沈んでいった。
人前で強制的にオナニーさせられ、射精する姿を嘲笑され、その直後に再び口を犯される。
屈辱の連鎖が彼を飲み込み、元の自分に戻れない感覚が強まる。
泳ぐことでしか保てなかった純粋な自分が、こんな形で汚されていく現実。
涼太は目を閉じ、ただ耐えるしかなかった。

拓也の手が涼太の髪を掴み、動きをさらに激しくした。口の中が圧迫され、息が詰まる。
涼太の体は疲弊し、心は麻痺していく。
翔と拓也の笑い声が遠くに聞こえ、シャワーブースの湿った空気が彼を包み込む。
この濃密で深い空間で、涼太の自我は少しずつ削り取られ、闇の底へと沈んでいくのを感じていた。

拓也の腰の動きが一層激しくなり、息遣いが荒々しくなった。
涼太の口内で熱が膨張し、限界が近づいているのが分かる。
突然、拓也が涼太の髪を掴んでいた手を緩め、口からモノを引き抜いた。
涼太が息を整える間もなく、拓也は目の前で自らのモノを激しくしごき始めた。
次の瞬間、熱い液体が涼太の顔に飛び散り、目と頬を濡らす。
顔射された衝撃に、涼太の体が硬直し、頭が真っ白になった。
生温かい感触が肌を伝い、鼻を突く匂いが現実を突きつける。

拓也は満足げに息を吐き、ニヤついた顔で涼太を見下ろした。
隣に立つ翔もまた、冷ややかな笑みを浮かべ、腕を組んだままその光景を眺めている。
二人は涼太の呆然とした姿に何の同情も示さず、ただ嘲笑を共有していた。
シャワーブースの湿った空気が重く沈黙し、水滴が床に落ちる音だけが響く。
涼太は膝をついたまま動けず、顔に残る汚辱と屈辱に耐えるしかなかった。

翔と拓也は満足したのか、黙って着替え始めた。
更衣室から持ってきた服を手に取り、水着を脱ぎ捨てる。
涼太はその場に取り残され、顔に付いたものを拭う気力さえ湧かない。
呆然と床を見つめ、心が麻痺していく。だが、帰る直前、翔が振り返り、低い声で一言だけ残した。

「逃げるなよ?」

その言葉が涼太の胸に突き刺さり、恐怖と支配の鎖をさらに強く締め付けた。
翔の鋭い目が一瞬だけ涼太を捉え、拓也がニヤリと笑って後に続く。
二人の足音が遠ざかり、シャワーブースに再び静寂が戻った。
涼太は立ち上がる力もなく、ただその場に座り込んでいた。
顔に残る生温かさと、耳に残る嘲笑が現実を何度も突きつける。

やがて、よろめく足取りで寮に帰宅した。部屋のドアを閉め、鍵をかけた瞬間、全ての力が抜けた。
ベッドに倒れ込み天井を見つめながら、涼太は呆然としていた。
童貞である自分にとって、この一連の出来事は衝撃的すぎた。
美咲への淡い憧れから始まり、翔と拓也による支配と屈辱の連鎖。
人前でオナニーを強制され、射精を嘲笑われ、顔を汚される。
泳ぐことでしか保てなかった純粋な自分が、こんな形で踏みにじられた現実。
頭の中で何度も繰り返される映像に、涼太の心は砕けそうだった。

だが、その思いとは裏腹に、体は別の反応を示していた。
射精したばかりだというのに、下腹部に熱が再び集まり始め、チンコが硬くなりつつある。
涼太はそれを自覚した瞬間、混乱と嫌悪感に襲われた。「なぜだ」と頭で叫ぶ。
恐怖と屈辱に塗れたはずなのに、なぜこんな反応が起こるのか。
心と体の乖離が彼をさらに追い詰める。

顔に残る拓也の汚辱、翔の冷たい声、シャワーブースの濃密な空気。
それらが混じり合い、得体の知れない感覚が胸の奥で蠢いていた。
涼太は目を閉じ、その感覚を振り払おうとした。
だが、閉じた瞼の裏には翔の鋭い目つきと拓也のニヤついた顔が浮かび、逃げ場がない。
天井の染みがぼやけ、涼太の呼吸が浅くなる。
童貞であるが故に理解できない感情と体の反応が、彼を深い闇へと引きずり込んでいた。
もう元の自分には戻れない。そんな確信が、心の底に沈殿し、静かに広がっていくのを感じていた。

そして翌日、涼太はプールサイドに立っていた。
ただ何も考えず自身の全てである『泳ぐ』ために。

終わり


この話はよくまるがベースを考えAIが整えたフィクションです。
実在の人物や団体などとは関係ありません。


 

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